曲がりも個性、木目も個性

子どもの頃、寝る前に天井の木目を眺めると、木目模様が“キリン”に見える箇所がありました。

お腹が痛くてトイレにいたときには、壁の木目模様が“泣き顔”に見えたりしたものです。

今になって思うと、子どものころの想像力って自由ですね。

木目だからこその表情や味わいを、子どもの頃はイマジネーションのキャンバスにしていたのかもしれません。

彦根城

そしてこの写真は、以前に行った彦根城の天守閣の天井。

曲がりくねった木材の力強さと美しさ!

この下に立っていると、頑丈な木に守られている心地がします。

自然のなかで育った木だからこその、木目や曲がりの味わいや表情。

工業製品の天井や壁紙とは全然違います。

玄宮園(げんきゅうえん)

画像は彦根城の北東にある大名庭園で、琵琶湖や中国の瀟湘(しょうしょう)八景にちなんで選ばれた近江八景を模してつくられた。


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