自然の力を借りて、
地域の風土に合わせる
『木と土壁の住まい』

門西建築の家づくりは、超高気密高断熱にして家の外と中が全く別の環境であるような、機械に頼って生活するスタイルではなく、軒が建物を守り、陽の光と風が入るなど、温暖地域の自然環境に合ったスタイルをベースにしています。

暮らしを愉しむ家

温暖地域に合うように軒がしっかりあり風と光が入る自然の環境にあったスタイルをベースに、天候や季節の移ろいを五感で感じられる家を、一棟一棟時間をかけてつくります。 自然素材ならではの経年美は、家族の思い出とともに積み重ねられていきます。

「安全と快適」、つくり手である私たちの使命。

地震や台風が起きた時でも建物へ影響がでないように、全棟構造計算を実施しています。 木や土は、育った環境や木の樹種・土の材質によって強度・粘り・調湿性が様々です。 だからこそ、素材の特性を知り経験を活かし、家に対してより良い使い方をすることが安全で丈夫な家造りにつながると考えています。

人づくり、職人技術の継承

家は丈夫で長持ちさせるため、機械頼みではなく緻密さが大切です。そのため、機械(プレカット)の大量生産に頼らず、自社工房で一棟一棟に合わせ木を加工・手刻みします。 社員大工が図面を読み、現場で考え、伝統技術を用いて建築していきます。

無理、無駄のないモノづくり

昔は物を「使い捨て」にするのではなく、直しながら大切に使うという文化でした。 今は次々と新商品が出るため、新しいものに取り替えていくのが主流ですが、門西建築は永く使える良質な家をつくりたいと考え、新築だけでなく今あるものを活かしながら住まうリフォーム・リノベーションも積極的にご提案しています。 また、加工の際に出る多くの鉋屑は地元の牧場に提供し、牛の寝床として活用してもらっています。
職人の手によって生み出される、
偽りのない家づくりを動画でご覧ください。
手刻み

丈夫な家をつくるための木組み。
その下準備として「手刻み作業」があります。
木と木を組むための、接合部分をつくる手刻みは、正確さが求められる重要な工程です。

建て方

現代の知恵である構造計算、そして伝統の木組みの技を合わせることで何事にも動じない、木が支える丈夫な家の骨組みが完成します。

土壁塗り

土は、昔から日本の家づくりに使われてきた自然素材です。
呼吸しながら室内の空気を循環させてくれる土壁に仕上げるため、4層に塗り重ねていきます。

ウッドファイバー断熱材

国産材の木質繊維断熱材を使用し、環境にも住む人にも優しい素材です。
防音・吸音・調湿・防虫にも効果があり、半永久的に持続するものです。
そして、断熱材を正しく機能させるため、専門スタッフが施工を行います。

外壁

雨や風から建物を守るだけでなく、屋根を支え、地震にも耐える力を持つ壁は、素材を幾重にも重ねることで仕上げていきます。