初生の家がはじまりました
暑い日が続いています。
この季節は安全施工をするために、水分補給と適度な休憩が欠かせません。
皆さまも、熱中症にお気を付けください。
門西建築では現在、下山梨工房にて手刻み準備しておいた木材を初生の現場に運び込み、組み上げていく作業を行っています。
先週「柱・棟・梁」などの基本構造が完成し、無事上棟を迎えました。
日毎に、家のかたちが見えてきています!
お施主様にも、目で見てワクワクしてもらえたら嬉しいです。
余談ですが…現場に運び込まれた木には、番号が書かれています。
これは刻みの前に「墨付け」しておいた目印です。
工房で刻み作業を行う際にこの目印をつけておいて
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現場で組み立てていくときにその番号を合わせていくと、向きの確認など、間違いのない組み上げをすることができるのです。
現場には平面図と土台伏せ図、柱伏せ図、床伏せ図、屋根伏せ図に番付けされた図板があり、その図面と照らし合わせながら進めていきます。
縦軸と縦軸に、それぞれ一二三四五のしるし。
この「墨付け」も、日本の伝統技術です。