古民家風の平屋
お引渡しから半年、季節が春に移り変わったころ
150坪の敷地に建つ、大屋根の平屋におじゃまさせて頂きました。
周りに畑や裏山など、長閑な風景が広がる古民家風の平屋。
敷地の奥に広々とした庭を配置したことで、周囲の風景を見渡せる
リビング前のウッドデッキは特等席!
お天気の良い日にはお庭で遊んだり、ウッドデッキでお昼ごはんを食べることもあるそうです。
建物外壁は焼杉、玄関横まで屋根を伸ばしたガレージは、雨の日でも
濡れることなく出入りすることができます。
リビングから眺める庭の前は、格子でプライバシーを確保。
外の雰囲気がそのまま室内に、家を守る大きな梁はご家族で記念に塗装しました。
陶器の照明、陶芸作家である奥様の作品をはめ込んだ室内建具、前の家の建具を再生
したスリガラスの扉など、随所にご家族の大切な物がとり入れてあります。
小上がりの畳敷きスペースからは中庭が見え、木製窓を全開放することもできます。
風が通り、畳で昼寝する時間は最高のひと時。
庭や裏山など外の景色を採り入れる工夫をした、キッチンのフラットなコーナー窓。
最近の世の中は、なんでも効率的で早送りになったかのように感じることもありますが、
丁寧にごはんを手作りするための調理器具がしっくり馴染んだキッチンを見て、何だか
嬉しくなりました。
ダイニングテーブルはマホガニー材。キッチン台はチェリーで造作。
薪ストーブの納入が遅れておりましたが、何とか冬終わりの3月末に火付けができました。